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手形とは

将来の特定の日に特定の金額を支払う旨を約束した有価証券です。
手形の額面(手形に記入された金額)に見合う資金が現在無くとも手形を切って支払いに充てることができます。

これは手形を振り出す会社の信用力で、将来の特定の日に(たとえば3ヶ月後)手形額面を支払うと約束しているからです。すなわち、現実の支払いを先に延ばす手段です。その代わり、支払期日(定められた特定の日)には、手形の金額を必ず支払わなければなりません。

万が一、支払期日に資金を用意できな買った場合は「不渡り」処分を受け、手形の発行者はその信用を失います。6ヶ月以内に2度の不渡りを出すと銀行取引停止=事実上の倒産という最悪の事態を招きます。

小切手とは

有価証券の一種で現金の代わりです。
仕事の関係で、支払日に何百万円、何千万円を払うとき、現金で準備するのはなかなか大変なものです。持ち運びが大変ですし危険も伴います。

一方、こまかい支払いが何件もある場合、現金で用意するのも面倒くさいものです。
そんなときに小切手を使うと何かと便利。小切手1枚で何千万円の支払いも金額を小切手に記入するだけでOK。

また、数千円、数万円の支払いが何件もある場合、小切手を何枚か切るだけでOKです。
ただし、小切手はお金の代わりですから、切った小切手に見合うだけの資金を準備しておくのは当然のことです。

※備考:小切手・手形を作成することを「切る」と表現します。

手形の現金化について

小切手は現金の代わりですからすぐに現金化できますが、手形はそうはいきません。
支払期日になって初めて現金化されます。

その代わり、取引先への支払い手段としてその手形に裏書きをして渡すことができます。
また、銀行で割り引いてもらい(支払期日までの利息が引かれます)現金化することができます。

手形は支払期日から3日以内に手続きをしないと支払いを拒否されることもありますので早めの処理が肝心です。

小切手の現金化について

小切手の振出日から10日以内に小切手の支払地(支払銀行)に持っていけば銀行のカウンターで現金化できます(店頭提示による現金化)

しかし、現実にはいわゆる銀行渡り(銀行間でのみ小切手の現金化を行う取り決め)の小切手が多いので、通常は自分の取引銀行に小切手を持っていきそこから現金化してもらいます(取立委任による現金化)

この10日間の間には銀行の休業日(土曜、日曜、祝祭日)を含みますので早めの処理をおすすめします。
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